
フードつきシャツ130を作りました。
本ではフードを1枚仕立てでご紹介していますが、
フードの中央の縫い代は案外目につきやすく、
ジグザグやロックが見えるのが気になる…
という方も多いと思います。
そういう場合、薄い生地で裏フードを作り
フードを2枚仕立てにすると、
縫い代が無理なく隠れ、デザイン的には
配色や柄の合わせを楽しむことができます。
簡単な方法は表地のフードと同じものを裏地
(裏に使う布)でも裁断し、フードを2枚作り、
フード口(直線の部分)を中表で縫い合わせ、
後頭部のあたりは、表地と裏地の縫い代だけをつまみ
5cmほどゆるく波縫いして、表と裏のフードが
パカパカしないようにし(中とじと呼んでいます)
あとは普通に衿ぐりと縫い合わせます。
今回は、表フード口のでき上がり線を2cm出し、
裏フードのでき上がり線を2cm引っ込めて、
見返しのように見える仕立てにしました。
即裏(そくうら…見返しがなく表地から折りかえったところから
すぐ裏地になっていること)があまり好きではないので、
少しアレンジしました。