2010年04月11日

デザイン出しまでの話

最初にお話をいただいたのは11月でした。
以前に数回、雑誌のお手伝いをさせていただいたご縁があり、
まるっきり繋がりがなかったというわけではなかったものの
1冊の本…驚きました。
本が好きな私にとっては夢のような話でした。
もちろんパタンナーにとっても。

やらせていただきますとお返事したものの、
1年間にお店で紹介する型数の数倍を
数ヶ月で。それも何もかも初めてのこと…
自分達のペースではできない厳しさもあるでしょう。
嬉しい気持ちはすぐに大きな不安に変わりました。

でも素晴らしいご縁だと思い、すぐに取り掛かりました。
11月はデザイン出しと生地探し。
デザインの前に「曜日ごとに用途を分けるような形で
公園、お出かけ、お家で過ごす…などシーンを作って…」と
大体のイメージを出しました。
そこからデザインを考えながら同時に生地探しに入ります。
この時期に手に入る春夏の生地が殆どなくて、
そのあたりが苦労しました。
生地屋さんが提案する春夏生地はどこもこれから。
見本ですら1月以降にしか手にできない。
生地屋さんが定番的に作ってらっしゃる生地は使えますが
目新しいものがなかなかありません。
なるほど、通年手に入るリバティプリントが活用されるのは
素敵だからという以外にもきっと理由があるのかも〜
(推測ですが)

といっても今回リバティプリントは殆ど使っていません。
小物に少しだけです。
日常着というテーマもあったので、高価なリバティは
できれば使わないでやってみようかな、という気持ちがありました。
そんな感じでデザインを出し、
出版社の方と相談して決めていきました。

デザインは…実はあまり考えず色々出したのですが、
担当の方が上手にバランス良くセレクトしてくださいました。
そうやってデザインがまとまっていきます。
posted by 【polka drops】 at 23:22| 本ができるまでの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

かんたんすっきりおんなの子服おとこの子服

このたび、はじめての本を出版させていただく事になりました。
「かんたんすっきり おんなの子服 おとこの子服」
沢山の子ども服の型紙が1冊にまとまった型紙本です。
90〜130サイズの実物大型紙がついています。

お店でも型紙を販売していますが、
出版社さんと一緒に作っていく1冊の本は、
色々な事が普段と違い、初めての事で戸惑いもありますが
何よりも、沢山の人がかかわるることで、
普段お店ではできないことも実現するんだ…という
新鮮な驚きでいっぱいの経験でした。
そんな機会を与えてくださった、お話をくださった出版社様、
私どものお店を推してくださり、最後まで根気良く、
色々な調整をしてくださった担当様、
使いたいと思う生地を使わせてくださった生地屋様、
本当にありがとうございました。
忙しくてバタバタだった私を見守ってくれて、
理解してくれた家族にも、感謝の気持ちでいっぱいです。

特に担当してくださったTさん、作り手の立場と
出版社側の意向の間に立って、ご苦労の多いお仕事だと思います。
その上、私の…またこれがなかなか面倒くさいと申しますか、
私の中に物を作る上での譲りがたい性格があって、
はいはいと素直に聞くことができないところや、
歩み寄りが下手だったと思うところも多々あったのですが、
そんな私を、冷静に根気良く、上手に誘導してくださいました。

本当にありがとうございました。

さて、初めての本には、色々と思い入れもあるのですが、
そんなセンチメンタルなことはさておき、
本を作っていて、どうしてもページ数の関係から
充分説明が行き届かなかった部分があったり、
こういう方法もあるよと思うのに載せられなかった
同じものを他の生地で作ったら…というような
補足部分や、本をもっと活用していただけるようなページを、
作りたいなと、本に携わりながらずっと考えていました。

そこでブログ形式ですが、そういったコンテンツを
このたび作ってみました。
参考になることがあれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 【polka drops】 at 01:19| はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする